図書館ボランティア

    

  長岡京市文庫連絡会

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 「文庫」とは、そもそも書庫や蔵書を指しますが、自宅や集会所などに児童書を集め地域の子どもたちに本の貸出、読み聞かせ、おはなし会などを行って小さな図書館を開く取り組みを「子ども文庫」と言います。
 個人の家で開かれる場合は家庭文庫、地域の集会所などを使用する場合は地域文庫と呼ばれることがあります。
 長岡京市では古くからこの「子ども文庫」の活動が盛んで、図書館がまだ中央公民館の図書室であった頃から現在に至るまで、おはなし会の開催など様々な行事において、文庫の方々による協力があり、図書館の活動が支えられて きました。
 現在、長岡京市には8つの子ども文庫があり、長岡京市文庫連絡会(長庫連・ながこれん)」を結成しています。それぞれの文庫活動(本の貸出、読み聞かせ、手遊び、工作など)の他、市内の子ども文庫が合同で行う「文庫まつり」、勝竜寺城公園などへの出張おはなし会「ぶんこピクニック」、工作の講習会などが行われています。
 図書館でのイベントはもちろん、文庫に遊びに行ってみたいと思われた方は、図書館に置いてあるパンフレットをご覧ください。「ながこれん」公式LINEにおともだち登録すると、イベントの案内が来ますよ!

    

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  長岡京おはなしの会ささぶえ

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 図書館開館以来現在に至るまで、図書館のおはなし会を担当されている団体です。
 1984年1月にニ市一町(向日市、長岡京市、大山崎町)の家庭子ども文庫のお母さんが中心となり、「乙訓おはなしの会」が発足しました。
 その後、1995年5月から「長岡京おはなしの会ささぶえ」に改名し、子どもたちが「語り」から想像を膨らませ、昔話を中心としたおはなしを楽しむことを願って活動されています。
 主な活動は、長岡京市立図書館でのおはなし会「むか~しあったとさ」、「おはなしなあに」、「大人のための昔話」、本の紹介イベント「いい本みっけ」です。
 おはなし会「むか~しあったとさ」と「おはなしなあに」では、語りのみでお話を楽しむ「素ばなし」や絵本の読み聞かせ、手遊び、パネルシアター、おすすめ本の紹介などが行われます。「大人のための昔話」では、毎月二つ、昔話を語っておられます。
 また、長岡京市の小学校へのおはなし配達のほか、年1回、大人対象の「おはなし会」も開かれています。学校での「おはなし会」は、語り(日本や世界の昔話)を中心に、絵本の読み聞かせ、わらべ歌、手遊び、ことば遊びなども入れて行われています。

  科学とあそびの会

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 1989年度から、図書館で小学生を対象とした講座「身近な科学あそび」の企画・実施されている団体です。
 「身近な科学あそび」は身近で手に入りやすい材料を使った遊び(工作・実験)を通して科学に目を向け、工夫する力を養うことを目的としています。夏休みなど小学校の休みの期間に開催され、大変人気があります。
 科学あそびに魅入られて集まった、熱意あふれるメンバーが一年かけて準備しています。参加者が後からさらに探究できるよう、また、1年生から6年生まで幅広く楽しめるようなテーマ選びをしています。
 内容や説明が低学年にも分かりやすくなるように、本番ぎりぎりまで試行錯誤を重ねています。
 2023年度では、「30倍顕微鏡の世界を楽しもう~ライトスコープを使って~」をテーマに取り上げ、工作・実験・プロジェクターでの説明など充実した内容で開催されました。

  ブックコミュニケーターズめちゃとしょ

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 「ブックコミュニケーター(本を介して人と人を結ぶ)」6人のチームです。
 メンバーひとりひとりが日頃から地域の子どもたちと関わりを持ち、「子ども(大人)と本」、「人と人」をつなぐ活動をされています。
 図書館では、「めっちゃ図書館」(めちゃとしょ)を企画・運営しています。 「遊べる図書館」をテーマとして、絵本の読み聞かせの他、パネルシアターやペープサート(紙人形劇)、クイズなど、子どもも大人も一緒になって遊べる内容です。中でも人気なのは「自由な工作」と[テーマ別の選書」です。「自由な工作」は、「つながる」、「キラキラ」などの一言でイメージを膨らませてもらい、みなさんに自由に作品を作ってもらいます。「テーマ別の選書」は、その企画ごとのテーマに合わせてメンバーが選んだ本が部屋にずらっと並びます。本は借りて帰れます。ぜひ一度、イベントにお越しください。きっと素敵な一冊との出合いが待っていますよ! 

  よもう!たのしもう!かがくの本

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 子ども(ときどき大人)を対象にした、科学読み物に関するイベントを企画している団体です。科学読み物の魅力を伝え、子どもたちの好奇心をくすぐりたい!という熱い思いを持ったメンバーが集まり、2021年4月から活動をスタートされました。
 「かがくの本」+「実体験」という届け方をすることで、子どもの興味を引き出し、子どもが主体的に参加する事ができ、知る喜びを実感してもらい、科学的な目を養う手助けになると考えイベントを企画されています。
 2023年度は、ダンゴムシが迷路でどのように動くか実験したり、セミのぬけがらを採集してセミの生態に迫ったり、水のふしぎにせまる実験、アートを体験するイベントをするなど、数々の魅力的な内容で開催され、参加者に好評を得ています。
  また、赤ちゃんから大人まで、絵の本を楽しむ事ができる「ミニミニ絵の本ひろば」を同時開催する事で、家族でも参加しやすいイベントとなっています。
「よもたの」公式LINEに登録するとイベント案内が届きます!

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  BOOKコミュニティ

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 図書館では、毎日たくさんの本が借りられ、借りられていた本が返却されます。中にはたくさん読まれ、ページが外れたり、破れたりと、読めない状態になってしまう本もあります。
 毎日出てくる修理が必要な「こわれ本」は図書館内で職員が修理しているのですが、数が多すぎて間に合いません。 そんな「こわれ本」の修理を手伝ってくれるボランティアの方々が、「BOOKコミュニティ」という名称で活動されています。
 令和2年度から、長岡京市社会福祉協議会を介して図書館職員だけでは直しきれない本の修理をしてもらっています。
 2年間で修理した本の数は、なんと約200冊。 本を一度バラバラに解体して行う修理は、とても時間がかかります。しかし、そうして丁寧に修理された本には強度があり、また、皆さんに読んでいただける本としてよみがえります。
 皆さんが何気なく手にしている図書館の本も、図書館職員や修理ボランティアの手によってよみがえったものかもしれません。今度本を借りる時に、よく目を凝らして本を見てみてくださいね!

  読み聞かせボランティア

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図書館で活動していただける、読書ボランティアの養成講座を年2回、開催しています。
この講座を受けた方々が読み聞かせボランティアのグループを作り、図書館での絵本の読み聞かせをされています。
活動内容の詳細は、イベント情報の「読み聞かせボランティアによる絵本の読み聞かせ」をご覧ください。