なんと、棺の中には可愛い赤んぼうがいるでありませんか。しかも、生きています。
おばあさんは赤んぼうが握っている菓子を見て、驚きました。
「わたしがあの女の人に売った菓子やないか・・・」
そのとき、和尚さんがあることを思い出しました。
「そういえば、この若嫁さんは亡くなったとき、子どもをみごもっていた。棺の中で子どもを産んだんか・・・」