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分類別資料選択基準:他

児童書

子どもたちが読書の喜びを発見し、また自然の事物、社会の出来事に興味を持ち、将来に向かって視野を広げることに役立つよう努める。子どもたちに「図書館には自分の関心事についての本がある」「楽しくて心がくつろぐ」と思われるような選書を心がける。各分野において、古典的なものから現代社会を反映したものまで多様な資料を収集する。また、利用の主体は子ども自身であるから、おとな・図書館員の価値判断で資料の善し悪しをきめつけることのないよう十分注意し、評価の分かれる資料についても、公平に自由な立場で検討し必要に応じて収集する。

絵本・紙芝居

赤ちゃんからおとなまで幅広い年齢層に親しまれ楽しまれているので、幅広く豊富に収集する。むかしばなしの絵本は、日本の内外を問わず豊富に揃える。現代の創作についても、できるだけ幅広く収集する。科学的、実用的な内容の絵本も豊富にそろえる。

よみもの(9類)

子ども向けに編集された日本と世界の古典は各種収集する。読み継がれている近代・現代の創作児童文学もできるだけ幅広く収集する。現代の創作児童文学についても、日本の内外ともに幅広く収集する。また、子どもに人気のあるものは欠かさないように注意する。

0類〜3類

子どもの興味や関心、悩みなどにも応えられる適切な資料収集に努める。社会の新しい動きについて記述した資料は留意して収集する。図版、写真、イラストなどを使って理解を助ける資料を幅広く収集する。歴史・戦争についての多様なものを積極的に収集する。

4類〜6類

子どもの発達段階、理解力にあった内容のものを多種揃える。図鑑や生き物の飼育、植物の栽培に関するものは、多種類にわたって調べられるように各種の資料を幅広く収集する。乗り物、手芸、料理についても新鮮な内容のものを幅広く収集する。

7類〜8類

各分野とも豊富に収集する。季節的にたくさん必要になる工作やあそびの本も欠かさないように注意する。音楽については、楽器や歌の楽譜も積極的に収集する。スポーツはルールや技術について説明のやさしいものから詳しいものまで各種揃える。言葉の本は、子どもの理解力にあった内容のものを多種揃える。

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逐次刊行物

新聞

全国紙を中心に収集する。日本語の新聞だけでなく他の言語の新聞も収集する。過去の新聞を保存し、利用者の要求に応えられるようにする。

雑誌

雑誌には速報性という利点があり、図書になりにくい主題の情報が得られるため、社会の動向や利用者の要望を考慮しながら、各分野の雑誌を幅広く収集する。

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視聴覚資料

CD

山東図書館は音楽ホールとの複合施設であるため、クラシックやポピュラー音楽を中心に収集する。民族音楽や民謡のほか、落語や児童音楽も収集する。利用が見込まれるもので、利用者の「癒し」につながるようなものを収集するように努める。

DVD

洋画・邦画の作品は、話題性や継続的な利用に留意し収集する。子ども向けのアニメは、子どもの興味や関心などを考慮して収集する。

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参考図書

書誌、目録、索引などの案内指示的なものから、辞書、事典、図鑑、年鑑などの事実解説的なものまで、各分野の基本的な資料から幅広く収集する。高価な本が多いので、利用が多く見込まれるものを厳選するが、重点分野は類書も多く収集し、資料に厚みをもたせるよう配慮する。
年鑑や白書のように毎年出版される資料は最新のものを収集するなど、新鮮な情報を含む資料の購入漏れがないよう努める。

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地域資料

ここでは、「郷土資料」と「地方行政資料」を合わせて「地域資料」と言う。

郷土資料

米原市を中心に、湖北地方、そして滋賀県を対象地域とし、あらゆる主題を取り扱う。歴史的な資料だけでなく、今日的な資料まで幅広く収集する。

地方行政資料

米原市および近隣の地域(湖北地方、滋賀県)の公的機関が発行している刊行物と、同地域で民間が発行している資料を幅広く収集する。

その他

山東図書館では「蛍」と「伊吹山」について、近江図書館では「埴輪」と「城郭」についての資料を積極的に収集する。

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