ところが、やまんばは又おいかけてきて、
「馬方、馬方、その馬をおいてけ、馬を食わせないと、おまえを食うぞ」
馬方はふるえあがって、馬をおいたまま一目散に逃げました。やまんばはみるみるうちに馬をたべてしまいました。
「馬方、馬方、今度はきさまをとってくうぞ」
と、また追いかけてきました。