ものしり


★箱館山スキー場★
  はこだてやますきーじょう

 箱館山スキー場はなだらかな斜面と琵琶湖への眺望から麓の住民の手で昭和10年(1935)から30年頃まで開かれ賑わっていた。スキー場近代化の波が押し寄せ、これに対応するには多額の投資を要することからやむなく閉鎖に至ったが、昭和37年1月関西有数のスキー場として再び開設された。標高が低いにも関わらず積雪が豊富で雪質も良く、恵まれたスロープと3月末頃まで雪が残るため人気を得、リフトなど次々と設備が拡充された。平成5年には人口造雪機によるコース作りが始められ、また同11年にはゲレンデへの輸送力を高めるため37年間運行された46人乗りロープウェーに替えゴンドラリフトが建設された。ゲレンデから淡海湖や平池,家族旅行村に通じるハイキングコースが設けられている。
 参考図書
  • 滋賀県史昭和編第4巻
  • 葦海の足音