ものしり


★北雪★
  きたゆき
 シベリア大陸から冷たく乾いた季節風が日本海を渡る間に水分を吸収し、その湿った空気が今津の北西の野坂山地にあたって上昇気流を起こし、雪雲をつくって雪を降らせる。特に野坂山地は低いため若狭湾から入りやすく、季節風が北西や西から吹く場合は「北雪」といって今津には多くの雪が降る。昭和20年(1945)2月には今津の平地で290cmの積雪が記録されている。
 参考図書
  • 近江気象歳時記
  • 滋賀県の気象
  • 琵琶湖水文暦
  • ふるさとの自然高島
  • マキノ町誌