ものしり


★赤潮の発生★
  あかしおのはっせい
 赤潮は水温の上昇や日射量の増加などでプランクトンが急激に繁殖するために水面が赤褐色に濁って見える現象で、昭和52年(1977)頃から琵琶湖にも顕著に現れるようになった。特に同年5月下旬から6月上旬にかけて大量に発生し、琵琶湖西岸ではマキノ町や志賀町、大津市の沖合い100〜300mの湖面が赤褐色に染まって付近一帯に異臭が漂い、今津では稚アユが多量に死ぬなどの害が出た。
 参考図書
  • 近江気象歳時記