ものしり


★松ノ木内湖★
  まつのきないこ
 松ノ木内湖は23.8ヘクタール、梅ノ木内湖は13.8ヘクタールの広さがあって、簀魞(すえり)や漬柴などの漁場や藻採場として高島市安曇川町四津川(四津川村)人の生活を潤してきた。松ノ木内湖入口の簀魞は今もその姿を止めているが、梅ノ木内湖入口のそれは東西216メートル、南北144メートルもあって、琵琶湖の二大魞の一つといわれた。梅ノ木内湖は、第二次世界大戦終期に干拓田となり、そのあと埋立てもおこなわれて以前の内湖をしのびようもないが、松ノ木内湖は昔の姿をとどめている。
 参考図書
  • あど川の文化と先人たち