ものしり


★追いさで漁★
  おいさでりょう
 早春から初夏にかけ、浅所の石についた藻類を食べに湖岸に接近してくるコアユの群をウザオを使って湖岸沿いに追い集め、先に待ちかまえるさで網の中へ追い込んでとる漁法である。ウザオは長さ約5mのハチク竹の先と先から約1mのところにカラスの羽根7〜8枚をひとくくりにして取り付けたものを用いる。古来から湖辺の漁民が行ってきた漁法で、昭和30年(1955)頃から北湖一円で急速に普及した。
 参考図書
  • 滋賀県百科事典
  • 大正期の漁法
  • 特別展びわ湖の魚と漁具・漁法
  • 琵琶湖とナマズ