ものしり


★えり漁★
  えりりょう

 魚は障害物にぶつかるとその障害物に沿って前へ進む習性があるが、その習性を利用した漁法で古来から行われていた定置網漁法のひとつである。エリの先端まで進んだ魚は両端にあるつぼに追い込まれ、そこを漁師がたも網ですくいとる。アユなど琵琶湖に生息する魚を捕まえることができ、現在も南浜・浜分・桂地先の湖上でみられる。
 参考図書
  • 空景の琵琶湖
  • 近江の古道
  • 近江の文化財教室2
  • 大正期の漁法
  • 特別展びわ湖の魚と漁具・漁法
  • 日本の山河23滋賀
  • 琵琶湖夢事典