ものしり


★林照寺★
  りんしょうじ
 高島市新旭町岡にあり、本尊は阿弥陀如来である。親鸞がこの地に泊まった事が縁で、信者が創立した。戦乱の時代に叡山三千坊の一寺に加えられ天台宗となったが、天正元年(1573)兵火により消失した。その後再建されないまま過ぎたが、三田村光貞がこの地に流寓し、旧主浅井長政の敵討ちを狙っていたが、天正10年(1582)本能寺で織田信長が討たれたのを聞き、大願成就したので、仏門に帰依し天正14年(1586)法名を宗空とし堂宇を再興した。第三代宗智のとき、もとの浄土真宗西本願寺派に改宗した。
 参考図書
  • 岡のくらし今昔