ものしり
★西江寺★
せいごうじ
臨済宗東福寺派の寺院で、智証大師の作とされる聖観世音菩薩を本尊とし、前関白藤原通頼によって開かれた釈迦堂が始まりとされる。また、開山の大亀契廣への帰依により近隣に末寺を増やしたとも伝えられる。その後たびたび火災に遭い、現在の寺院は江戸時代に再興されたもので、借景の庭園・絹本着色白衣観音像など多くの寺宝がある。西近江七福神のひとつ弁財天を祀っている。
参考図書
葦海の足音
今津遺跡探訪
今津町史 第1巻
近江野ざらし行
近江山辺の道
近江・若狭越前寺院神社大事典
広報いまづ 平成8年10月号
湖西湖辺の道
湖国百選 庭
滋賀県の庭園第3集
滋賀県歴史散歩 下
続歴史エッセイ集今津の昔