ものしり
★勝安寺★
しょうあんじ
浄土真宗(本願寺派)勝安寺には、鎌倉時代のものとみられる五輪塔(塔身)、層塔(笠)、宝塔(基礎)の残欠を寄せ集めた七層の塔が建立されている。また、
宝篋印塔
(
ほうきょういんとう
)
(塔身の基礎)の残欠があり、それぞれの基礎には、
格狭間
(
こうざま
)
の中に
組紐
(
くみひも
)
式二茎
(
しきにけい
)
蓮
(
れん
)
を刻し、きわめて貴重な石造美術として注目されている。勝安寺界隈は、芥川龍之介の『
芋粥
(
いもがゆ
)
』にも登場する。
参考図書
高島町歴史散歩
高島町史