ものしり


★丸子船★
  まるこぶね
 丸子船とは、中世末から近世にかけて琵琶湖上で旅客・物資の輸送に使われていた和船の総称であり、丸太船・丸木船・マルコなどとも呼ばれる。大きいものは四百石積みから、小さなものは六石積みまで各種があった。江戸時代の初期には、北陸の表玄関である敦賀港と直結する海津港では、湖上交通の南北幹線での重要な港の一つとして、多くの丸子船を保有していたと伝えられる。
 参考図書
  • マキノ町誌