ものしり


★光明寺(角川)の宝篋印塔★
  こうみょうじ(つのがわ)のほうきょういんとう
 角川地区の光明寺にあり南北朝時代(1370年頃)の作と推定される。高さ約160cmで塔身は方形に作られ、四方仏が配された古式のもの。梵語の「陀羅尼」を納める塔で「よく善法を持して散室せず、悪法をさえぎる力を有し、「陀羅尼」を信ずればもろもろの障害を取り除いて功徳を受ける」とされている。上部の相輪は欠損しているが、石造美術品として大変重要といわれている。
 参考図書
  • 近江野ざらし行
  • 広報いまづ 昭和61年9月号
  • 湖東・湖西の山村生活