ものしり
★王塚古墳群★
  おおつかこふんぐん
　王塚古墳は妙見山古墳群のすぐ北、日置前字王塚にあり、墳丘の大きさは直径５６ｍ高さ７ｍ、頂部に直径１８ｍと下方に幅６ｍの平坦部を持つ二段築成の円墳で、埋没したと想定される周濠を含めると直径８０ｍにもおよぶ大型の古墳となる。石材が確認できないことから内部主体は木棺直葬で、出土遺物から５世紀末から６世紀後半の築造とみられ、周辺で小円墳９基が発掘されている。妙見山古墳群を含めた地域の中での王塚古墳の位置付けが必要とされている。
 参考図書
  • 今津町史第１巻
  • 今津町遺跡分布調査報告書
  • 古代近江の遺跡