ものしり


★日置前廃寺★
  ひおきまえはいじ
 伊井地区と三谷地区の間、県道北隣りの宅地造成地内の遺跡の中心にあり、白鳳時代後半(700年頃)に創建された寺院跡である。10世紀後半に焼失しているが、その礎石から東西約13mの金堂があったとみられる。また、その周辺から日本最古級の仏教彩色壁画の破片が見つかり、奈良県の法隆寺を除くと鳥取県の上淀廃寺に次ぐ貴重な発見となった。
 参考図書
  • 今津町史第1巻
  • 広報いまづ 平成11年6月号
  • 古代近江の遺跡
  • 町内遺跡発掘調査概要報告書
  • 町内遺跡発掘調査概要報告書(1999.3)
  • 日置前遺跡発掘調査概要報告書