★古代の製鉄遺跡★
こだいのせいてついせき
今津町は古代から鉄の生産に関わる地域であった。饗庭野演習場内の甲塚古墳群では、鉄滓が出土している他、構地先の妙見山遺跡や三谷地先の谷八幡遺跡など鉄生産に関係した遺跡が多くある。6世紀後半から本格的に生産され始めた鉄は、古代の人々の生活に大きな変化をもたらした。今津町においてもこの時代の豪族であった角山氏らの発展に関係が深いといわれている。大供地先東谷遺跡には、「けら塊」と呼ばれるたたら吹きでできた鉄の塊がある。 |

参考図書
- 葦梅の足音
- 今津遺跡探訪
- 今津町史第1巻
- 広報いまづ 平成9年1月号
- 湖西湖辺の道
- 古代近江の遺跡
- 古代近江の朝鮮
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