ものしり


★一本杉★
  いっぽんすぎ
 高島市安曇川町上古賀字西野一ノ瀬谷入口に残る一株の大杉(樹高20メートル)で、推定樹齢はすでに600年に近いといわれる。この一本杉には、弘法大師が朽木谷へ行こうとして、ここで弁当を開き、路傍の杉の小枝を折って箸にし、そして食後その箸を地面に突きさしたのが、大きくなって杉の大木に生成したと言う伝承がある。この辺りの人々は以来「上古賀の一本杉」と呼び、饗庭野への道標とするようになったという。
 参考図書
  • あど川の文化と先人たち
  • 目で見る湖西の100年