ものしり
★保坂の道標★
ほうざかのどうひょう
九里半・若狭街道を往来した人々の目印として保坂地区内の旧街道沿いにある高さ175cm幅23cmの方形型の道標で、安永4年(1775)9月に建てられた。銘文は「左 わかさ道安四年九月吉日 右 京道施主京都桑村氏 左志ゆんれいみち今津海道 保坂村」と刻まれており、このように現在地を示した道標は稀で滋賀県下ではここだけである。昭和63年(1988)今津町有形民俗文化財に指定された。
参考図書
今津町史第1巻
今津町史第2巻
近江の街道
近江の道標
近江山辺の道
京・近江の峠
広報いまづ 昭和61年8月号
広報いまづ 昭和63年7月号
湖国と文化第67号
湖国百選 街道
むかしむかし近江の国に・・・