ものしり先人たち-ま・や-2
★松本彦平★
まつもとひこへい
安政3年(1856)平ケ崎に生まれる。伊井・酒波・平ケ崎・構地区への潅漑用人造湖で ある淡海湖の築造に最初から携わる。淡海耕地整理組合の初代組合長として、そのとりまとめ と資金調達などに奔走した。隧道は築造途中も崩落を繰り返すなど事業は困難を極めた。大正 4年(1915)12月ようやく隧道が貫通し、そこから吹きでる水を利用し初めて12町歩 の水田が植付けされた。大正8年事業半ばにして完成を見ることなく亡くなった。
参考図書
葦梅の足音
今津町史3
近江を築いた人びと 下
近江人物伝
郷土歴史人物辞典
広報いまづ 平成11年3月号
広報いまづ 平成11年4月号
湖国の「水のみち」
湖国百選 人