ものしり先人たち-あ・か-26


★駒井庄三郎★
  こまいしょうざぶろう
  青森県八戸市湊本町の駒井庄三郎家の過去帳に初代駒井庄三郎は、高島市安曇川町北船木の 駒井庄八の孫とある。初代庄三郎は、安永4年(1775)2月、北船木から盛岡へ行き、 村井市左衛門(高島市勝野出身)の営む酒造店で長年に渡り修業した。その後、四代目庄三 郎が明治21年(1888)10月、八戸の湊村加藤徳次郎酒造店跡を譲り受け、酒造店を 開業した。しかし4年後の明治25年(1892)に四代目は早世し、弟の五代目庄三郎が 酒造業を発展させ、基礎を確立する。五代目が生み出した酒の銘柄は「陸奥男山」と「千歳 正宗」で関院官御用達品、宮内省御用達品として利用された。
 参考図書
  • あど川の文化と先人たち