★カイドカセギ★
かいどかせぎ
今津から小浜へ至る九里半街道の道筋の村では、カイドカセギ(街道稼ぎ)と呼ばれる
人々が街道筋の問屋から問屋への荷物の運搬を担っていた。今津へ運ぶ荷物を「ノボセ」
「ノボセニ」と呼び、小浜へ運ぶ荷物を「クダシ」「クダシニ」と呼んだ。夏は荷馬車や
大八車を用いたが、冬は雪の中を人の背負いで運ばなければならない重労働であった。 |

参考図書
- 今津町史第2巻
- 近江の街道
- 近江山辺の道
- 上弘部の歴史
- 広報いまづ 平成10年5月号
- 湖東・湖西の山村生活
- 滋賀県百科事典
- 続歴史エッセイ集今津の昔
- 日本の民俗25滋賀
|