ものしり先人たち-あ・か-18


★カイドカセギ★
  かいどかせぎ
 今津から小浜へ至る九里半街道の道筋の村では、カイドカセギ(街道稼ぎ)と呼ばれる 人々が街道筋の問屋から問屋への荷物の運搬を担っていた。今津へ運ぶ荷物を「ノボセ」 「ノボセニ」と呼び、小浜へ運ぶ荷物を「クダシ」「クダシニ」と呼んだ。夏は荷馬車や 大八車を用いたが、冬は雪の中を人の背負いで運ばなければならない重労働であった。
 参考図書
  • 今津町史第2巻
  • 近江の街道
  • 近江山辺の道
  • 上弘部の歴史
  • 広報いまづ 平成10年5月号
  • 湖東・湖西の山村生活
  • 滋賀県百科事典
  • 続歴史エッセイ集今津の昔
  • 日本の民俗25滋賀