ものしり先人たち-あ・か-16


★織田信澄★
  おだのぶずみ
 全国統一を目指した織田信長が安土城を構えた時、琵琶湖の対岸にあたる高島の地に 「大溝城」を築いた。その城主が織田信澄である。信澄は、信長の弟・勘十郎信行の嫡 男で、幼い頃、父である信行が知行地横領の罪で信長に殺されたため、織田家の旧臣柴 田勝家の元で育てられ、天正6年(1578)大溝城の城主となり、織田軍の遊撃軍団 として活躍し、織田家の側近としての役割も務めた。平成11年(1999)信澄の慰 霊碑が大善寺境内に建立され、毎年6月5日の「信澄忌」には法要が営まれている。
 参考図書
  • 高島町歴史散歩
  • 高島の昔ばなし
  • 高島町史