★織田信澄★
おだのぶずみ
全国統一を目指した織田信長が安土城を構えた時、琵琶湖の対岸にあたる高島の地に
「大溝城」を築いた。その城主が織田信澄である。信澄は、信長の弟・勘十郎信行の嫡
男で、幼い頃、父である信行が知行地横領の罪で信長に殺されたため、織田家の旧臣柴
田勝家の元で育てられ、天正6年(1578)大溝城の城主となり、織田軍の遊撃軍団
として活躍し、織田家の側近としての役割も務めた。平成11年(1999)信澄の慰
霊碑が大善寺境内に建立され、毎年6月5日の「信澄忌」には法要が営まれている。 |

参考図書
|