課題図書

第69回 青少年読書感想文全国コンクール 課題図書

  第68回はこちら
タイトルをクリックすると詳細情報・所蔵情報が見られます
貸出期間は1週間です

■小学校低学年(1・2年生)

だ い め い さ く し ゃ な い よ う
それで、いい! 礒 みゆき╱作
はた こうしろう╱絵
展覧会に向けてすごい絵を描こうと意気込んでいたのに、だんだん描くことが苦しくなってしまったきつね。そんなとき、うさぎに「きつねちゃんの絵、大好き」といわれて…。そのままのあなたでいいと伝える物語。
よるのあいだに・・・ ポリー・フェイバー╱文
ハリエット・ホブデイ╱絵
中井 はるの╱訳
わたしが寝ている夜も、みんなのためにがんばる人たちがいる。みんなの暮らしを支えているのは、どんな人たちなんだろう? 夜間にはたらく人たちの仕事を、やさしい表現で描いた絵本。はたらく人へのインタビュー付き。

けんかのたね

ラッセル・ホーバン╱作
大野 八生╱絵
小宮 由╱訳修
ある日、お父さんが疲れて帰ってくると、家の中は大さわぎ。犬は猫を追い回し、4人きょうだいは大げんか。いったい何があったの? 仲直りできるの? 大事件のはじまりは、小さな出来事で…。
うまれてくるよ 海のなか
 
高久 至╱しゃしん
かんちく たかこ╱ぶん
大事な卵を守る、海のお父さんとお母さん。卵のそばでお世話したり、見つからないように隠したり、赤ちゃんが生まれてくるまでがんばっています-。卵を守る海の生きものたちの一生懸命な姿を、写真で紹介します。
うえにもどる

■小学校中学年(3・4年生)                          

タ イ ト ル さ く 者 内 容
ライスボールとみそ蔵と
 
横田 明子╱文
塚越 文雄╱絵
古い蔵で手作りみそを作る家に生まれたジュンは、お父さんから「もっとみそに興味を持って」と言われるのがいやでたまりません。そんな時、ロンドンからの転校生、ユキちゃんに「蔵を見せてほしい」とたのまれ…。
フードバンクどろぼうをつかめろ!
  
オンジャリ Q.ラウフ╱著
スギヤマ カナヨ╱絵
千葉 茂樹╱訳
お腹をすかせた人たちを救ってきたフードバンク(食べ物銀行)が悪いやつらにねらわれている! 母親と妹の3人暮らしでフードバンクを利用しているネルソンは、友だちと協力して泥棒を捕まえようとして…。
化石のよぶ声がきこえる
ヘレイン・ベッカー╱作
サンドラ・デュメイ/絵
木村 由莉/訳
・監修
ウェンディは、すてきなものを見つける天才。ある日発見した何千万年も前の恐竜の化石が、ウェンディの人生を大きく変え…。恐竜「ウェンディケラトプス」にその名を残す女性恐竜ハンターの伝記絵本。ワイドページあり。

給食室のいちにち


大塚 奈生/文
イシヤマ アズサ/絵
安全でおいしい給食はどうやってつくるの? 栄養士ってどんな仕事? 身支度から検収、調理、片づけ、献立づくりまで、小学校の給食室の現場をコミック形式でリアルに描く。見返しに「給食室マップ」等あり。
上にもどる

■小学校高学年(5・6年生)

タ イ ト ル 作 者 内 容
ふたりのえびす 高森 美由紀╱作
豊作を祈願する八戸の郷土芸能「えんぶり」は春をよぶ祭り。えびす舞をおどることになった太一と優希が、たがいの気持ちをぶつけながら自分を見つめなおしていく、ふたりの再生物語。
5番レーン
ウン ソホル╱作
ノ インギョン/絵

すんみ/訳
小6の女の子、カン・ナルは常勝を誇る水泳部のエースだが、最近はライバルに負け続け、悩んでいた。そして、ライバルの不正を疑ったことから、ある事件を引き起こしてしまい…。少女の成長する姿を描く青春ストーリー。
ぼくの弱虫をなおすには
K.L.ゴーイング╱作
久保 陽子╱訳
早川 世詩男/絵
「こわいものをひとつずつ克服していけば、強くなれるはず」って言われたけど…。1976年、アメリカを舞台に、偏見や人種差別の問題にふれつつ、苦手を克服する子どもたちの成長を描いた物語。
捨てないパン屋の挑戦
 
しあわせのレシピ
井出 留美╱著 まきを燃やさないと作ることができない田村さんのパンには、何十年も生きてきた木の「いのち」も受け継がれている-。大量のパンの廃棄に悩み、「一個も捨てない」ために奮闘するパン職人を通じて、未来への知恵と希望を描く。
上に戻る

                 

■中学校

タ イ ト ル 作 者 内 容
セカイを科学せよ!
 
安田 夏奈╱著 ルーツが日米の蟲好き女子・葉奈。ルーツが日露のミハイル。葉奈とミハイル、そして科学部の面々は、生物班の存続をかけ、学校に活動の成果を示すことに…!? ミックスルーツの中学生が繰り広げるバイオロジカル・コメディ。
海を見た日 M.G.ヘネシー╱作
杉田 七重/訳
きっと世界は、そんなにひどいところじゃない-。ロサンゼルス、それぞれの事情で養母の家に預けられた3人の里子。みんながバラバラの方向を向いていて、正面切って向き合わない。そこへ新しく自閉症の男の子が仲間入りし…。

江戸のジャーナリスト葛飾北斎

  
千野 境子╱著 90歳まで絵筆をとった人気浮世絵師・葛飾北斎は、情報の限られた江戸時代に、広く日本の外からも情報を収集した-。「人間・北斎」にスポットライトをあて、その魅力や謎を探り、北斎とは何者なのかを解き明かす。
上に戻る

■高等学校

タ イ ト ル 作 者 内 容
その扉をたたく音 瀬尾 まいこ╱著 ミュージシャンへの夢を捨てきれず怠惰な日々を送る宮路は、演奏に訪れた老人ホームで、神がかったサックスの音を耳にする。吹いていたのは介護士・渡部だった。ホームに通い始めた宮路は…。『小説すばる』連載を加筆・修正。
建築家になりたい君へ
隈 研吾╱著 建築物は大きいけれど、その仕事は小さなことの積み重ねでできている-。10歳で建築家を志し、2020年東京オリンピック会場を手がけた建築家が綴る10代へのメッセージ。


クジラの骨とぼくらの未来

 
中村 玄╱著 小さな頃から生き物が大好きで、様々な動物を飼っていた著者。中学2年生の時、骨格見本に興味を持ち、死んでしまったペットのハムスターの墓あばきを思いつき…。骨からスタートしたクジラ博士の研究航海記。
上に戻る