課題図書

第67回 青少年読書感想文全国コンクール 課題図書
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貸出期間は1週間です

 
■小学校低学年(1・2年生) ■中学校
■小学校中学年(3・4年生) ■高等学校
■小学校高学年(5・6年生)  



■小学校低学年(1・2年生)

だ い め い さ く し ゃ な い よ う
あなふさぎのジグモンタ とみなが まい╱作
たかお ゆうこ╱絵
 ジグモのジグモンタは、「あなふさぎや」をしています。洋服にあいてしまったあなをふさぐ仕事です。でも、みんなはすぐに新しいものを欲しがり…。ひとつのものを長く使う喜びを伝える絵本。「あなふさぎのうた」の楽譜付き。
そのときがくるくる すずき みえ╱作
くすはら 順子╱絵
 誰にでも嫌いなものってあるよね。きみはどう? ぼくにはあるよ。どうしても食べられないもの。おじいちゃんは「今は嫌いでも、いつかきっとおいしく食べられるときがくるさ」っていうけど…。

みずをくむプリンセス

スーザン・ヴァーデ╱文
ピーター・H.レイノルズ╱絵
さくま ゆみこ╱訳
 朝早くから、遠くまで、水をくみにいくプリンセス・ジージーの願い。それは、だれもが、いつでも、きれいで安全な水を使えるようになること-。アフリカの、ある水くみ少女の1日を描いた絵本。
どこからきたの?おべんとう
鈴木 まもる╱作・絵


 食べ物は、どこでできて、どうやって運ばれてくるのでしょう? お昼の時間、男の子がおべんとう袋を開くと、おべんとうのほかに、おかずがどこからやってくるのかが書かれたメモが入っていて…。見返しにも文章&絵あり。
うえにもどる

                                                  

■小学校中学年(3・4年生)

タ イ ト ル さ く 者 内 容
わたしたちのカメムシずかん
 やっかいものが宝ものになった話
鈴木 海花╱文
はた こうしろう╱絵
 校長先生の一言から、臭くてやっかいもののカメムシを調べ始めた子どもたちは…。カメムシを最新の研究を基にわかりやすく紹介。「わたしのずかん」シート付き。『月刊たくさんのふしぎ』から生まれた、実話をもとにした絵本。
ゆりの木荘の子どもたち
  
富安 陽子╱作
佐竹 美保╱絵

 遠い夏の日の呼び声にこたえ、おばあさんたちは時を超えて、子どもにもどった-。いまは老人ホームとして使われている「ゆりの木荘」。住人のひとりが懐かしい手まり歌を歌いはじめると、玄関ホールの古時計の針が逆回転し…。
ぼくのあいぼうはカモノハシ
ミヒャエル・エングラー╱作
杉原 知子/絵
はたさわ ゆうこ/訳
 オーストラリアにはどうやって行くの? バスに乗る? ボート? それとも…。ドイツの男の子ルフスと、人間のことばをしゃべるカモノハシのとぼけたやりとりが楽しい、ゆかいな冒険物語。

カラスのいいぶんん
  人と生きることをえらんだ鳥


嶋田 泰子╱著
岡本 順/絵

 カラスは、ごみを散らかす嫌われもの!? でも、カラスにも、いいたいことがあるみたいで…。ハシブトガラスを主人公に、ひとの近くで生きることを選んだカラスの生活を追います。
上にもどる

 

■小学校高学年(5・6年生)

タ イ ト ル 作 者 内 容
エカシの森と子馬のポンコ 加藤 多一╱作
大野 八生/絵
 子っこ馬のポンコは、すきなところへ、すきなように歩いていく。でもある日、川の水の声も、風の声もいつもとちがって…。少女からおとなになる子馬のポンコを、やさしいまなざしで描く物語。
サンドイッチクラブ
長江 優子╱作
 夏休み、小学6年生の珠子は、無心に砂像を作るヒカルと出会う。強烈な個性をもち、成績もトップクラスのヒカルは「戦争をなくすためにアメリカの大統領になる」と言い…。新たな世界に向きあっていく少女たちの成長物語。
おいで、アラスカ!

アンナ・ウォルツ╱作
野坂 悦子╱訳

 子犬のときに飼っていたアラスカが、転校してきたスフェンの介助犬になっていた。それを知ったパーケルは真夜中、スフェンの部屋を訪ね、アラスカを連れ去ろうと計画し…。
オランウータンに会いたい
 
久世 濃子╱著  ボルネオ島の深い森でオランウータンの研究をしている著者が、自身の研究生活とともに、オランウータンのユニークな体や生活などを紹介。さらに、絶滅の危機に瀕するオランウータンのためにできることを考える。
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■中学校

タ イ ト ル 作 者 内 容
with you(ウィズ・ユー)
 

濱野 京子╱作

 高校受験を控えながら、家族関係に悩み悶々と日々を送る悠人は、夜の公園でひとつ年下の少女、朱音と出会う。彼女は病気の母を支えながら家事を担う「ヤングケアラー」だった。悠人は彼女の力になりたいと思うようになるが…。
アーニャは、きっと来る マイケル・モーパーゴ╱作
佐藤 見果夢/訳

 第二次世界大戦下のフランス山間部の村。羊飼いの少年ジョーは、ユダヤ人の子どもたちと出会い、彼らの亡命に協力することになる。さて、村人全員を巻き込んだ大騒動の逃亡劇の行方は…。

牧野 富太郎

   日本植物学の父
清水 洋美╱文
里見 和彦╱絵
 日本全国の野山を歩いて集めた標本は40万点。調べて分類し、名前をつけた植物が1500種類。「日本の植物学の父」とよばれる牧野富太郎の94年にわたる人生を描く。富太郎採集マップ、富太郎ゆかりの場所なども収録。
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■高等学校

タ イ ト ル 作 者 内 容
水を縫う 寺地 はるな╱著
 男なのに刺繍が好きな弟。女なのにかわいいものが苦手な姉。愛情豊かな親になれなかった母…。世の中の普通や当たり前を問い直す、6人の家族の物語。『小説すばる』連載を書籍化。
兄の名は、ジェシカ
ジョン・ボイン╱著
原田 勝╱訳
 4歳年上のジェイソンは、サムの自慢の兄。だけどこのごろ、少し様子が変わったみたいだ-。一人の子どもがジェンダーや性的指向という問題にどう向き合っていくのかを、わかりやすく、誠実に、時にコミカルに描く。


科学者になりたい君へ

 
佐藤 勝彦╱著  どうすれば科学者になれるのか? 「インフレーション理論」を提唱した宇宙物理学者・佐藤勝彦が、自身の科学者人生を紹介しつつ、「科学とはどういうものか」「優れた科学者になるためには何をしたらよいか」などを語る。
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