味噌仕立ての鶴の汁、白鳥のゆで鳥、雉子の刺身…。江戸人は、現代よりもずっと美味しく様々な鳥を食べていた。現代人は、なぜこの味覚を捨ててしまったのか。生産・流通から調理法まで、失われた食文化の全体像を描き出す。