自らに残された時間を悟り、教授は語り始めた。創作や社会運動を支える哲学、国境を越えた多彩な活動、坂本家の歴史と家族に対する想い、ガンと共に生きること-。最晩年までの足跡を未来に遺す自伝。『新潮』連載を書籍化。
東京都生まれ。東京藝大大学院修士課程修了。アカデミー賞作曲賞など受賞。