入院も施設入所も拒み、住み慣れた家でひとり暮らしを続けた父。終末期の父に付き添い、介護し、死にゆく傍らでその一部始終を見ていた著者が、父と自身に降りかかった様々な出来事を綴り、「家で死ぬ」というリアルを伝える。