咲の誕生日に祖母が言っていた、「今度、わたしの11歳のときの話をするね。それは、ちょっと勇気のいる話。さ・も・し・い話」。でも小さな秘密を遺して祖母は亡くなり…。生きることの意味を教えてくれる心あたたまる物語。
日本児童文芸家協会会員,元・京都日本語学校・非常勤講師