夕ぐれの道を駆けていった猫は左側の足二本しかなかった。堂々と落ち着いた姿に惹きつけられた著者は飼い主に会いに行く。猫の名はタカシ。自力で立ち、走り、木に登り、恋もして…。二本足の猫と見守り支える人間たちの記録。
大村はま国語教室の会事務局長,元・結城紬職人,シカゴ日本人学校補習校・教員