奈良の興福寺から列車にのせられて吉野まで運ばれ、少年の家の土蔵に預けられた国宝の仏像。少年は戦いの神さまである“阿修羅さん”を好きになるが、戦争が終わると…。仏像疎開の実話をもとに、少年の心の変化と成長を描く。
児童文学創作