水窪はかねてから「民俗の宝庫」といわれ、多くの民俗学者や民俗学徒による調査のみならず、行政による組織的な調査も実施されてきた。遠州常民文化談話会が、それらの業績をもとに、水窪の古きを書き残すとともに、現在起こりつつある大きな変化をも書き留めた記録。