郷土

市の歴史について知りたい
次の資料があります。
『大阪狭山市史要』(末永 雅雄/著) 11084120(S216/3/88)
 → 大阪狭山市市制施行1周年記念誌
  末永雅雄氏の指導のもと、郷土資料館が「郷土叢書 狭山シリーズ」をまとめたもの
  古代から近世の歴史、民俗、地理を概要的にまとめたもの
『狭山町史 第一巻 本文編』 11084115(S216/3/1)
『大阪狭山市史 第一巻 本文編 通史』 14000923(S216/3/1)
『狭山の歴史と文化』狭山町立郷土資料館 14000486(S216/3/82)
 → 狭山町立郷土資料館の展示品の解説書
狭山の歴史(大阪狭山市):大阪狭山市の年表が掲載
狭山藩について知りたい
次の資料があります。
『近世藩制・藩校大事典』16018353(R210/5/06)
 →「狭山藩」藩の概要、藩校について(p663~665)
『藩史大事典 5』11067887(R210/5/5)
 →「狭山藩」藩の概観、家紋、藩史略年表、職制等について(p263~273)
『大阪春秋 第98号』11133146(S216/3/00)
 →「河内狭山と北条氏一万一〇〇〇石」(p51~55)
『狭山藩史料』第一輯~第八輯(S216/3/1~7)
『狭山町史 第一巻 本文編』 11084115(S216/3/1)
 → 藩政期の狭山藩について説明(p135~154,541~646)
『大阪狭山市史 第一巻 本文編 通史』 14000923(S216/3/1)
 →近世の狭山藩が周辺に及ぼした影響について説明(第四章)
『小藩大名の家臣団と陣屋町』(S216//09)
 →「河内狭山藩」幕末期の陣屋平面図あり(p130~139)
『大阪狭山市史要』(末永 雅雄/著) 11084120(S216/3/88)
 → 北条氏と狭山藩について紹介(p189~226)
『狭山の歴史と文化』狭山町立郷土資料館 14000486(S216/3/82)
『(末永資料)狭山藩前記』(末永 雅雄/著 狭山町郷土資料館) 15000073(S216/3/81)
『狭山藩の家中騒動』(井上 薫/著 狭山町郷土資料館) 15000028(S216/3/83)
『大阪狭山市史紀要 第1号』(大阪狭山市史編さん室/編) 15000123(S216/3/95)
 → 「狭山藩誌稿」(別所亨/著)を掲載(p82~181)

狭山藩
河内(大阪府)、近江(滋賀県)両国内に1万石余を領有した譜代小藩。陣屋持。藩主北条氏は小田原北条氏の支流。12代270年にわたる。家紋は三ツ鱗。
初代藩主氏盛は小田原城主北条氏直の養子。小田原役後の1591年(天正19)氏直の遺領下野(しもつけ)国(栃木県)内4000石を、1600年(慶長5)実父氏規の遺領河内国6900石を継いだ。
1616年(元和2)2代氏信が狭山池の東北に陣屋を建て、本拠を大坂久宝寺町(大阪市中央区)から移した。
5代氏朝は藩の発展・倹約につとめ、幕府役職としても伏見奉行から寺社奉行を果たすなど傑出した人物だった。
6代氏貞のとき藩政が混乱、1760年(宝暦10)7代氏彦に至って家中騒動に発展した。
8代氏昉(うじあきら)以降、全国的な飢饉、一揆などで社会不穏が増大。軍用方や農兵隊を設け、軍費を蓄えた。
財政を立て直すため、11代氏燕(うじよし)は凍り豆腐の専売制を実施。また藩校の簡修館を再興し、藩士に武芸や学問を奨励した。
しかし軍費と藩債に耐え切れず、12代氏恭(うじゆき)は1869年(明治2)廃藩置県を待たず藩知事を辞任。堺県と大津県に編入された。
〈出典〉『藩史大事典 5』『日本大百科全書 10』 『大阪春秋 第98号』
     『近世藩制・藩校大事典』『三百藩藩主人名事典 3』より
北条氏について知りたい
次の資料があります。
『三百藩藩主人名事典 3』 11102111(R281/033/3)
 →「河内国狭山藩」歴代当主について(p529~535)
『藩史大事典 5』 11067887(R210/5/5)
 →「狭山藩」藩主の系図、一覧あり(p264~265)
『狭山藩史料』第一輯~第八輯(S216/3/1~7)
『狭山町史 第一巻 本文編』 11084115(S216/3/1)
 → 藩政期と廃藩置県後の北条氏を紹介(p189~226,647~661)
『大阪狭山市史 第一巻 本文編 通史』 14000923(S216/3/1)
 →狭山藩主北条家の系図、ならびに狭山藩の藩制について説明(p371~398)
『大阪狭山市史要』(末永 雅雄/著) 11084120(S216/3/88)
 → 第六章「北条氏と狭山藩」(p189~226)
『狭山の歴史と文化』(狭山町立郷土資料館) 14000486(S216/3/82)
『狭山と北条氏』(大阪狭山市立郷土資料館) 15000032(S216/3/96)
 → 狭山藩北条氏に関する歴史的資料・美術品の展示図録あり。開期:平成8年10月5日~11月10日
『狭山藩の家中騒動』(井上 薫/著 狭山町郷土資料館) 15000028(S216/3/83)
『大阪狭山市史紀要 第1号』(大阪狭山市史編さん室/編) 15000123(S216/3/95)
 →「狭山藩誌稿」(別所亨/著)を掲載(p82~181)
市の昔話や言い伝えが知りたい
次の資料があります。
『大阪狭山市史 第九巻 民俗編』 15000001(S216/3/9)
 → 「口承伝承」(p689~706)として紹介
『民俗と民話 狭山のむかし 第三集』 15000019(S382/163/92)
『民俗と民話 狭山のむかし 第三集(続編)』 15000133(S382/163/93)→狭山池に関する話あり
『民俗と民話 狭山のむかし 第五集』 15000015(S382/163/94)→狭山池に関する話あり
『民俗と民話 狭山のむかし 抜粋』 15000100(S382/163/96)
『民俗・民話 東野のむかし 第二集』 15000031(S382/163/90)
 → 以上、大阪狭山市在住の古老よりの聞き取りを集めたもの
『埋み火』第1集~11集・第13集
 → 大阪狭山市の各地区の高齢者を中心に聞き取りをしたもの
市の地名の由来が知りたい
次の資料があります。
『大阪狭山市史 第十二巻 地名編』 14000326(S216/3/12)
 → 大阪狭山市の地名の起源について紹介(p35~66)
『狭山の地名五十話』(上田 宏範/執筆) 11084118(S291/63/92)
 → 昭和62年10月~平成4年3月『広報さやま』連載の「地名は語る」をまとめたもの
  “狭山”とその各地の地名の名称と由来について紹介
『日本歴史地名大系 28-2 大阪府の地名 2』(平凡社) 11046626(A291/63/28-2)
 →「南河内郡狭山町」
市の文化財について知りたい
次の資料があります。
『大阪狭山市史 第一巻 本文編 通史』 14000923(S216/3/1)
『大阪狭山市史 第7巻 別巻 石造物編』 14000317(S216/3/7)
 → 大阪狭山市の石造物に関して収録
『大阪狭山市文化財報告書』シリーズ
 → 大阪狭山市の発掘調査の報告書
『大阪狭山市史要』(末永 雅雄/著) 11084120(S216/3/88)
 → 大阪狭山市文化財一覧(昭和63年10月1日現在:p385~389)が掲載
『大阪府指定文化財一覧 平成19年度』(大阪府教育委員会事務局文化財保護課/編集) 15010149(A703/8/07)
 → 大阪府 指定文化財一覧(大阪狭山市:p82)が掲載
大阪狭山市内の文化財:大阪狭山市内に存在する文化財一覧が掲載
市の大字・小字が知りたい
次の資料があります。
『大阪狭山市史 第十二巻 地名編』 14000326(S216/3/12)
 → 大阪狭山市の各地区についての説明(p67~400,504~598)
『日本歴史地名大系 28-2 大阪府の地名 2』(平凡社) 11046626(A291/63/28-2)
大阪狭山市だけの地図が見たい
次の資料があります。
『大阪狭山市郷土地図』 14000485(S291/63)
 → 過去、大阪狭山市で発行されたガイドマップ類
『河内長野市 大阪狭山市 3版』(昭文社) 16024271(S291/63/08)
地図・空中写真・地理調査(国土地理院)
:全国の基盤地図、主題図、地形図、空中写真が閲覧できる。
市の古い地図が見たい
次の資料があります。
『大阪狭山市 空中写真撮影記録 1』(建設省地理調査所/撮影) 14000551(S512/7/1)
『大阪狭山市 空中写真撮影記録 2』(建設省地理調査所/撮影) 14000552(S512/7/2)
『大阪府精密住宅地図 南河内郡(狭山町)』(吉田地図 1980) 14000370(S291/63/80)
『古市 昭和42年改測』(1:25000 国土地理院) 16030164(S291/63)
『富田林 昭和42年改測』(1:25000 国土地理院) 16030163(S291/63)
『古市 昭和25年資料修正』(1:25000 地理調査所) 16030162(S291/63)
『富田林 昭和25年資料修正』(1:25000 地理調査所) 16030161(S291/63)
『古市 大正11年測図』(1:25000 大日本帝國陸地測量部) 16030160(S291/63)
『富田林 大正11年測図』(1:25000 大日本帝國陸地測量部) 16030159(S291/63)
『大阪東南部 大正3年部分修正』(1:50000 大日本帝國陸地測量部) 16030157(S291/63)
『五條 明治41年測図』(1:50000 大日本帝國陸地測量部) 16030158(S291/63)
市の神社・寺院について知りたい
次の資料があります。
『大阪狭山市史 第九巻 民俗編』 15000001(S216/3/9)
 → 大阪狭山市内の寺院・神社について紹介(p25~84,407~448)
『大阪狭山市史 第七巻 別巻 石造物編』 14000317(S216/3/7)
 → 大阪狭山市内の石造物から各地区の寺社について収録(p433~486)
『大阪狭山市史 第十二巻 地名編』 14000326(S216/3/12)
 → 寺社に由来のある地名について紹介(p599~630)
『狭山町史 第一巻 本文編』 11084115(S216/3/1)
 → 社寺について紹介(p340~363)
『大阪狭山市史要』(末永 雅雄/著) 11084120(S216/3/88)
 → 「狭山の神々」(p16~30)について紹介
市の祭やだんじりについて知りたい
次の資料があります。
『大阪狭山市史 第九巻 民俗編』 15000001(S216/3/9)
 → 神社の行事、秋祭りとだんじり、狭山池の祭りについて記述(p427~448,627~628)
末永雅雄氏について知りたい
次の資料があります。
『(末永資料)末永雅雄先生 常歩無限の一生』 14000509(S289/1/92)
『(末永資料)考古の巨星』 14000928(S289/1)
『末永雅雄著作集』第1巻~第5巻
 ※末永氏の著作については、参考資料室に「末永資料」としてコーナーを設けています。

末永雅雄氏
大阪狭山市出身(旧 南河内郡狭山村)の考古学者。
関西大学名誉教授、元・奈良県立橿原(かしはら)考古学研究所所長。
石舞台古墳、飛鳥古墳、高松塚古墳など古代史ブームを招く数多くの発掘にたずさわる。
著書『日本上代の甲冑』で帝国学士院賞受賞。
狭山に深い愛着をもち、狭山池の樋管(ひかん)調査や狭山の郷土史編纂などに力を注いだ。
昭和55年(1980)に狭山町名誉町民、昭和63年(1988)に文化勲章を受章している。
〈出典〉『末永雅雄先生 常歩無限の一生』『20世紀日本人名事典 あ~せ』
大野ぶどうについて知りたい
『大野ぶどう』 14000839(S611/616/11)
『大阪狭山市史 第九巻 民俗編』 18000100(S216/3)
 →大野ぶどうの栽培の始まりや発展についての記述があります(p18,p84,p229)
『大阪の農作物 平成16年』 15010263(A615/059)
『こんなにあった!?南河内の農産物』 15010270(A610/59/05)
 →2冊とも大阪狭山市のぶどうに関する統計をみることができます。
『広報おおさかさやま 平成21年7月号』大野ぶどうの特集記事があります。
近畿農政局:ぶどう(大阪南河内地域)

大野ぶどう
渋みが少なく、糖度が高い。大野地区ではおもにデラウェアが栽培されている。
毎年7月から9月頃まで国道310号線沿いなどに直売所が立ち並び、野菜と一緒に販売される。
〈出典〉『広報おおさかさやま 平成21年7月号』より
市に生息しているヒメボタルについて知りたい
『ホタル学』 16031709(486/6)
 →林や草地を乱舞するヒメボタルの写真があります(第2章)
『こころも育つ<図解>ホタルの飼い方と観察』16034898(486/6)
 →ヒメボタルの生態について紹介(p114~118)
『原色昆虫図鑑 2』 11104364(486/03)
『原色昆虫大図鑑 2 甲虫篇』 11103660(R486/038/2)
『大阪府における保護上重要な野生生物』 15001966(A462/163/00)(p228)
『ホタルの不思議』 16023836(486/6)「謎の多いヒメボタル」(p96)
『狭山ヒメボタルを守る会。会報』 14000521(S486/6)
『大阪狭山市に生息するヒメボタルについて』 1400052(S486/6)
『広報おおさかさやま 平成20年6月号』ヒメボタルの特集記事があります。
ヒメボタル
コウチュウ目ホタル科。学名:Hotaria parvula 命名者:Kiesenwetter(1874年)
本州から九州・屋久島に分布。森や林に生息する陸生のホタル。大阪府内では丘陵地や山に局地的に生息する。
幼虫はおもに巻貝を食べ、1,2年かけて土中でサナギとなり、羽化する。発生期は5~8月上旬。雄は飛びながら0.5~0.8秒に1回光る。雌は植物の茎や岩などにとまって2~4秒間隔で発光し、雄を誘う。
姿は全体的に黒く、前胸が赤色。大型と小型のものがあり、それぞれ体長は8~9mmと6~7mm程度。
森林伐採による生息環境の悪化、乾燥等による陸産貝類の減少により、大阪府が準絶滅危惧種に指定している。
〈出典〉『原色昆虫大図鑑 2 甲虫篇』『大阪府における保護上重要な野生生物』『ホタルの不思議』