勉強ができないことを恥ずかしいと感じ始めた少女・珊瑚のクラスに転校してきたのは、『ベルサイユのばら』のオスカルのような、男の子か女の子かわからない月(るな)だった…。沖縄の子どもたちが、いま、目にし、感じていることが浮かび上がる児童文学。