18世紀の農業改革以前、西洋の食の中心は肉ではなく魚であり、中世盛期のキリスト教社会では1年の半分を魚を食べて過ごした。その魚への需要がヨーロッパ近代をもたらしたことを解説。魚でたどる目からウロコの世界史。