ある冬の日、継母から森ですみれを摘んでくるよう言われたマルーシカは、深い雪で覆われた森で、1月から12月までの月の精に出会う。3月の精が杖を振ると、たちまち辺りは春になり…。大自然の恩寵と畏怖を伝える民話。