弘前市の老舗そば店の一人娘の桃子は、35歳バツイチ。恋に臆病な桃子の前に現れたのは、不器用な考古学者の五朗だった。遙かな時を超えて愛の絆が甦る。「津軽百年食堂」「青森ドロップキッカーズ」に続く青森三部作完結編。