三浦半島の下級武士の子・伊東鶴吉は、東北から北海道へ旅する英国人作家イザベラの通訳ガイドに採用される。彼女は誰も見たことのない景色を求めて、険しい道ばかりを行きたがるが…。開国直後の日本を舞台に描く歴史小説。