およそ10年間、「ヘイト本」という現象をめぐって「書店の役割」を自問自答しつづけてきた著者が、60冊を超える書物から言葉を引きながら、自問自答の軌跡を披歴する。dZEROホームページ連載を加筆・再構成。
兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。書店員。著書に「書物の時間」「紙の本は、滅びない」など。