文学や音楽のみならず歴史や現実の政治など、分野をこえて論じた批評家サイード。ガザ危機が激化する今、パレスチナ問題についても果敢に発言した彼の思考の軌跡をたどりつつ、現代社会における批評の意義を問う。
一橋大・助教授,専:イギリス文学