少年は野鳥の飼育にのめりこみ、「鳥博士」と呼ばれるほどになっていった。その愛情にみちたまなざしで、さまざまな小動物との出会い、交わり、別れを細やかに描く。7歳で母親を失った少年の心が映し出された自伝的作品。