交野市立図書館

ログイン
お知らせ詳細

地域資料コーナー
豊かな自然と風土に抱かれた交野には数々の文化や遺跡が残されています。
平成13年11月1日、倉治図書館2階に開設した「地域資料コーナー」では、
遠い歴史を秘めた郷土に関する文献から最近の行政刊行物まで、
交野に関する資料を収集しています。
また、郷土史かるたや交野八景、七夕に関する資料の展示も行っています。
 
   「野はさがの さらなりいなみ野 かた野…」
王朝の才女、清少納言は枕草子に記しています。
太平記の
   「落花の雪にふみ迷ふ 片野の春の 桜がり…」
のくだりは、多くの人々に愛誦されてきました。
   「またや見む 交野のみ野の桜がり 花の雪散る 春のあけぼの」
藤原俊成(新古今和歌集)ほか、
交野を詠んだ古歌が収められている古典の解読本もあります。

【古典の日】
「古典の日」をご存じでしょうか。
平成24年9月5日に「古典の日に関する法律」が公布・施行され、
11月1日が「古典の日」に定められました。
この日を中心に、国民が広く古典に親しむ機会を増やしましょうという目的が
あります。
では、なぜ11月1日なのでしょうか。
紫式部日記によると、寛弘5年(1008年)11月1日の条に、藤原公任が
   「あなかしこ このわたりに若紫やさぶらふ」
と問いかけたと記述があります。
源氏物語が書かれ、読まれていたことが確認できる最古の記録として
この日付があることから「古典の日」と制定されました。
そのような古典に親しむための書物やその機会を提供することは、
書を司る図書館の役割でもあります。
身近なところから古典に親しんでみてはいかがでしょう。
このほか、地域資料コーナーでは交野町史や市史、星や七夕に関する資料、
広報かたの、交野市議会会議録など行政資料も収集しています。

一覧に戻る

©2006-2016. All Rights Reserved. 交野市立図書館