1973年に実業之日本社から発行された作品を復刊。太地の大男、でんじは、村一番の漁師だった。ある日、入り江に現れたクジラをしとめようと、でんじは一人で立ち向かう。雄々しいその姿に仲間たちも心動かされ、村をあげてのクジラとりが始まった。