イスラエル空軍で兵役を務めた著者が、愛国教育の洗脳から覚め、武力による平和実現を根底から疑うようになった思考の足跡を辿る。さらに、母国の様々な矛盾点を指摘しつつ、軍備増強の道を進む日本の在り方にも異議を唱える。