進学、就職、恋愛、友情、結婚…。あらゆる選択を決断してきたのは本当に「私自身」なのだろうか? 忽然と姿を消した婚約者の居場所を探すため、西澤架は、彼女の過去と向き合うことになるが…。『週刊朝日』連載を単行本化。
作家,「鍵のない夢を見る」で第147回(2012年上半期)直木賞受賞