石垣島出身の海人(漁師)であり、鉛筆画家である山城久雄の絵本。名作として知られる『海をみた』に続く、没後初の作品集。伝統漁船のサバニや、追い込み網漁、夜の潜水漁など、半世紀前の石垣島の漁撈風景を活写する。