舞台は戦後から高度成長期に沸く東京。初めての記憶から、オリンピックを経て、学生運動の気運高まる時代の中、新宿を彷徨っていた大学時代まで、北野武の原点を描く私小説。『文藝』掲載に書き下ろしを加えて書籍化。