数々の著作でその凛とした生き方を綴り、多くの共感を呼んできた作家・下重暁子。人々との出会いや交流、ときに別れを振り返り、自身の「個」の確立への影響に思いを致したエッセイ。「人生百年時代」を自分らしく、しなやかに、独り進む糧となる1冊。