風土に基づいて世界各地の民族と歴史を描き、その中心に人間性の開花を見出そうとしたヘルダーの主著「人類歴史哲学考」を翻訳。3は、諸伝承・宗教を参照し、各地の民族性、言語、国家、文化や道徳などを縦横に論じる。